大宰府天満宮の名物といえば、梅ヶ枝餅。
梅の刻印が入った鉄板でカリッと焼かれた薄いお餅の中に小豆餡が入っています。

歩きながら食べることができるように一つずつでも買うことができ、食べやすいように袋状の紙に入れてくれるので今回も歩きながら食べることにしました。


バスから降りた時に外国人の人が写真を撮っていて、何を撮っているんだろうと思って見てみると、手にした梅ヶ枝餅。れーちゃんがちゃんと撮影できるように持ってくれて、私達も同じようにして撮影してみました(笑)
中心にある梅の花の形、おわかりになるでしょうか。
大宰府天満宮の楼門の手前の道を曲がって行くと九州国立博物館があります。
行ってみたいけど今回は時間がないので行かないでおきます、とメールに書かれていたれーちゃん。「ちょっと建物だけでも見てみます?」と行ってみることにしました。

急な傾斜のところに造られたエスカレーターを上り、動く歩道を抜けると目の前に九州国立博物館の建物が広がります。天気がよかったので建物の側面に向かいの山並みが映った光景も、また手前に置かれていた大きく花を咲かせたハスの花もきれいでした。

また今度来た時にゆっくり見る、ということでそのまま大宰府天満宮へ向いましたが、美術館などをご覧になったりするのがお好きなれーちゃん、入りたい気持ちをグッとこらえられたのではと思います。れーちゃん、次回来られた際には、ぜひゆっくりご覧になられて下さいね!
 
大宰府天満宮は今回も多くの人が訪れていました。
左は太宰府天満宮の本殿、右は大宰府へ左遷された際に菅公を慕って一夜のうちに京から空を駆けてきたという伝承をもつご神木“飛梅”で「千年以上の時を経た今も毎年その清香の華を咲かせます」
子供の頃にこの梅の前で撮った写真があるので、行って見るたびに懐かしい思いがしますし、いろいろなことを思い出します。
 




お参りしてお守りを買い、楼門から出ようとすると楼門の手前のところに横に置かれた竹の数ヶ所にあいた穴から水が出ていて、下のすだれに落ちている場所に気づきました。

「これ、何?」と見てみると“水みくじ”と書かれてあり、やってみることにしました。大宰府で初めて見たと思ったのですが、家に帰って調べてみると、夏限定のおみくじだったようです。


“水につけるとあなたの運勢が浮き出ます”と書かれてあり、一番上に大吉や小吉などが出てきて、下にはそれぞれ願い事・旅行・学問・商売・恋愛・健康の運勢が出るようになっていました。



落ちて来る水で濡れるように、すだれの上におみくじを置くと文字が浮き上がって来ました。私は末吉。
旅行は“災なし”と書かれていて、今回は失敗せずにすみそうとホッ(笑)

れーちゃんも私も初めてだった水みくじ、テレビでは見たことがありましたが、大宰府でできると思っていませんでした。子供の頃に似たようなことをしたなと思い出したり、ちょっとおもしろかったです。


水みくじは破れにくい紙になっていて、結びつけることができました。